「虫を調べる」チョウ目 記事一覧
タバコガとオオタバコガの幼虫*
17/10/30

ヒメジョオンの花にはこんな毛虫も。一応、「原色日本蛾類幼虫図鑑」で見たのですが、分からないので、この間みたいに刺毛に名前を付けてみました。
蛾類幼虫の構造*
17/10/21

ヨトウガの仲間っぽいのですが、こうなるとよく分かりません。まったく手が出せないのも癪なので、少し調べてみました。「原色日本蛾類幼虫図鑑」の後ろに蛾類の幼虫について詳しい説明が載っているのですが、まったく理解していませんでした。この毛虫を材料に少し調べてみようかと無謀なことを思いつきました。
フタキボシアツバ*
17/09/29

この鱗粉の落ちた蛾で悩みました。翅の模様からはシロホシクロアツバとフタキボシアツバが候補に挙がりました。でも、この長い下唇鬚からはどうやらフタキボシアツバのようです。ついでに、「日本産蛾類大図鑑」の解説を見て確かめてみました。
アオシャクの緑の色素*
17/09/27

アオシャクの緑色の色素について調べてみました。その結果、次の論文が見つかりました。筆者らはシャクガ科が膨大な一群になっているので、その分類のために使えないかと思って色素を調べているようです。
ツマキシャチホコ類*
17/08/28

最初は廊下で見たこの蛾です。ツマキシャチホコの仲間ですが、この仲間には似た種がいろいろいるので、少しまとめてみました。
イッテンシロナガヒロズコガ*
17/07/30

時間がかかったのはこの蛾です。マンションの廊下で見つけました。翅に黒い紋があるので、「日本産蛾類標準図鑑III」をぱらぱら見ていたら、イッテンシロナガヒロズコガというヒロズコガ科の蛾らしいことはすぐに分かりました。でも、こんな感じの蛾は多いので、本当にそうかなと解説を見たら、・・・
ヒメアカウスグロノメイガ?*
17/07/20

でも、まずはマンションの壁にいた蛾からです。これも苦手な蛾の仲間です。というのは、似た種が何種もいるからです。そこで、ちょっと特徴をまとめてみました。
オオトビスジエダシャク付近の蛾*
17/05/00

最初はいつものオレクギかその辺かなと思っていい加減に写したのですが、後で見ると、外横線の中央に暗色斑があるので、オオトビスジあたりかなと思って「日本産蛾類標準図鑑」を見てみました。でも、結構似た種がいます。一度、整理しておこうと思って、オオトビスジが含まれるEctropis属の特徴を図鑑の記述をもとにまとめてみました。
ケブカヒゲナガ類の見分け方*
17/05/12

奇妙な恰好なのですが、これでも蛾です。触角が途中まで黒くなっているのはこの部分に鱗粉があるからで、♀の特徴です。さて、以前ならこれはたぶん、ケブカヒゲナガの♀でしょうで終わっていたのですが、最近は少しややこしくなっています。というのは、ケブカヒゲナガのほかに、外見上ほとんど差のないアトキケブカヒゲナガ、ムモンケブカヒゲナガが加わったからです。
ウスコカクモンハマキのcostal fold*
17/05/04

迷ったのはこのハマキガ。「標準図鑑」の図版との絵合わせだと、チャノコカクモンハマキか、ウスコカクモンハマキかという感じなのですが、共に、斑紋の変化が大きくて区別がつけられません。文献を探していいたら、次の記載論文が見つかりました。
アオシャクの模様*
17/04/21

次はアオシャクです。この手の蛾はJodis属なのですが、似たものが多くてどうも苦手です。大きさを記録していたらよかったのですが、それもしなくて・・・。それで、図鑑で似ている種をいろいろと集めて、外横線の形を比べてみました。
蝶・蛾の口吻で吸う仕組み
17/01/31

蝶・蛾の口吻は普段、顔の前でくるくると巻いていますが、花の蜜を吸うときには長く伸びます。先日、この口吻がどのように伸びたり巻いたりするのか、その仕組みについて書いてみました。今回は、この口吻でどのように液体を吸うのか、その仕組みについて調べてみました。
蝶・蛾の口吻の伸びる仕組み 続き
17/01/24

蝶や蛾の口吻がどのような仕組みで伸びるのかということを少し調べてみました。前回は口吻が内部にある筋肉の働きにより変形することによって、巻いていた口吻がほどけていくというEasthamとEassaの説を紹介し、さらに、その説を否定するBanzigerの論文を紹介しました。今日は最近の考え方を紹介したいと思います。
蝶・蛾の口吻の伸びる仕組み
17/01/23

この間から「昆虫と花 共生と共進化」という本を読んでいます。この本の中に、蝶(蛾)の口吻が伸びたり巻いたりする仕組みについて載っていました。蝶の口吻についてはよく知らなかったので興味深く読みました。だけど、書いてある内容がよく分かりません。それで、自分でも少し調べてみました。
虫を調べる ツバメエダシャク類
16/11/07

先日、ツバメエダシャクの仲間がいたとき、写真に辛うじて写った顔面の色でシロツバメエダシャクだと書いたら、ささきさんから、ウスキツバメエダシャクだと指摘していただきました。その後、ご丁寧にシロツバメエダシャクとウスキツバメエダシャクの外見上の違いを詳細に教えていただきました。そこで、・・・。
ツバメエダシャク類の見分け方*
16/11/01

ツバメエダシャクの仲間です。この仲間は顔色を見よと、以前、教えていただいたことがありました。ついでだから、この仲間の特徴をまとめてみることにしました。出典は「日本産蛾類大図鑑」と「日本産蛾類標準図鑑」の説明文です。
コウモリガの卵*
16/10/01

駐車場の床近くにこんなものが止まっていました。かなり気持ち悪いですね。これはコウモリガという蛾です。「コウモリガの卵って、なんであんな白と黒が混じっているの?」と聞かれたので、ちょと調べてみました。
ユウマダラエダシャクを調べる
16/09/28

この間から、マダラエダシャク(Abraxas属)をよく見かけるのですが、似た種が多くて種がまったく分からなくて困っていました。私の住む大阪北部では、Abraxas属はスグリシロ、スギタニシロ、キタマダラ、ヒメマダラ、ヘリグロマダラ、クロマダラ、ヒトスジマダラ、ユウマダラの8種がいそうなのですが、このうち前2者は翅の斑紋がかなり違うので除外することできます。
セミヤドリガ脱皮殻*
16/08/23

この間から、葉の間に白い綿みたいなものがあるのは気が付いていたのですが、この日はその前に何か黒いものがいるのに気が付きました。
ケブカヒゲナガ3種の区別*
16/05/26

翅に入った白い帯が太いのでケブカヒゲナガかなと思ったのですが、「標準図鑑」を見ると、アトキケブカヒゲナガ、ムモンケブカヒゲナガという似た種が載っていました。違いがよく分からなかったので、原記載論文である広渡俊哉氏の論文を見てみました。
オオアカマエアツバとニセアカマエアツバ
15/10/23

これはヤガ科クルマアツバ亜科のオオアカマエアツバか、ニセアカマエアツバなのですが、この2種はなかなか区別がつきません。そこで、今日は手元にある標本を使って少し勉強してみました。
カバスジヤガ比べ*
15/10/15

また、厄介な蛾が天井で卵を産んでいました。カバスジヤガの仲間です。先日、ささきさんに教わったのですが、この機会にちょっとまとめておこうかなと思って、違いをまとめてみました。
ツマキリヨトウ比べ*
15/10/14

この日はこのツマキリヨトウ Collopistria属の蛾が3匹いました。旅行に行く前はすべて違う種にしていたのですが、帰ってからもう一度詳しく見てみると、どうやらそうでもなさそうです。
トビイロリンガの性標を調べる
15/10/08

先日、トビイロリンガという蛾がいました。私は気が付かなかったのですが、通りすがりさんから、「この蛾もオスの翅には性標となる毛塊があって、翅の前縁が歪みますね。」というコメントをいただきました。それで、手元にある標本を調べてみました。
クロホシフタオとその近似種*
15/09/18

今日はこの和服を干したような格好で止まる蛾からです。これはたぶん、クロホシフタオというフタオガの仲間です。フタオガというは尾が2つあることから名付けられた名前です。この変わった止まり方がいつも気になります。
ベニスジヒメシャク類*
15/09/09

今日はこのややこしい蛾からです。これがいるといつも憂鬱になります。似た種との区別がつかないからです。蛾の場合、最終的にはいつも交尾器を見なさいという話になってしまうのですが、模様や翅の形からできるだけ種に近づいてみたいといつも思っています。
ギンスジキンウワバの斑紋*
15/09/08

この日一番悩んだのはこの蛾です。いつもいるギンスジキンウワバかなと思ったのですが、銀の2つの紋がくっついています。「大図鑑」によると、ギンスジの銀色紋は小さく分離するということになっています。
ノシメマダラメイガの発生に関して*
15/08/11

それで、この小さいノシメマダラメイガについてちょっと調べてみました。大きさは1cmほどなので、気をつけて見ないと見過ごしてしまいそうです。
クロテンカバアツバ?*
15/08/10

最初はこの蛾です。小さくてちょこちょこ動き回るので、どうせ名前は分からないだろうなと思っていい加減に写してしまいました。よく見るとダニが何匹かついています。初め、キバガとかのミクロな蛾を探していたのですが、こんな形の翅を持つ種は見つからないので、ひょっとしてと思ってヤガを探してみました。
キマエホソバの見分け方*
15/08/04

この手の蛾はよくいるのですが、なかなか名前が分かりません。今回は大きさを測りました。前翅長は9.2mm。かなり小型です。たぶん、キマエホソバか、ニセキマエホソバかというところでしょうね。この2種は翅脈が違います。
ボクトウガと樹液*
15/08/01

今日の最初はこの蛾からです。ボクトウガ科のゴマフボクトウです。ときどき見る蛾で前回は昨年の9月に見ていました。こうして見ると、黒いと思っていた点が青黒く光っています。実は、綺麗な蛾だったのですね。
ヒメクビグロクチバの見分け方*
15/07/27

この蛾を見ると思わず顔をしかめてしまいます。というのも、似た種がいて見分けられなかったからです。そこで、今日はじっくりと調べてみようかと思いました。まず、これはクビグロクチバという名前のつくヤガ科シタバガ亜科Lygephila属の蛾です。
ツマキリエダシャクを調べる*
15/07/22

今日の最初はこの蛾です。いつもツマキリエダシャク、ツツジツマキリエダシャク、モミジツマキリエダシャクの3種で迷う種です。今日は壁に横向きに止まってくれていたので、翅の裏を写すことができました。
イラガの毒*
15/07/17

イラガの仲間の幼虫は毒毛を持つのですが、成虫は持たないので、採集した時はそのまま手で持つことができます。でも、ドクガの♀は羽化するときに毒毛を体にまぶすので、迂闊に触ると大変です。
虫を調べる カクモンヒトリとスジモンヒトリの比較
15/05/28

先日来、ささきさんにカクモンヒトリ、スジモンヒトリ、セスジヒトリの詳しい説明をしていただいたので、少し勉強のために手元にある標本で違いを確かめてみました。まず、それぞれの生態写真です。
アワノメイガ属の見分け方*
15/05/18

分かりにくい蛾が登場しました。以前だと、フキノメイガかアワノメイガかというところだったのですが、その後、似た種が増えてさっぱり分からなくなりました。これについては次の論文に見分け方が書いてありました。
ヒゲナガガAdela属♂の触角第8,9鞭節にある特異な突起*
15/05/10

Adela属♂の触角第8,9鞭節にある特異な突起(hook-peg)というのは次のようなものです。これは標本の♂触角の根元の部分の拡大です。これはいったい何でしょうね。
キクキンウワバの光り方*
15/04/28

地下駐車場の天井に止まっていました。フラッシュをたいて写したら金色で綺麗に光ります。キクキンウワバですね。でもちょっと向きを変えて写すと、こんな風にまったく光らなくなってしまいます。
アカスジシロコケガの性標を調べる
14/10/27

アカスジシロコケガというのはヒトリガ科コケガ亜科に属する蛾です。こんな綺麗な蛾です。♂と♀は黒い点が2つか1つかで簡単に見分けられます。♂の黒点の付近(矢印)を見ると、模様が少し乱れ、また、前縁が少し歪んでいますが....
マエジロアツバの翅*
14/06/24

ヤガ科のマエジロアツバです。名前を見ると、そうだなとすぐに理解出来ました。それにしても、変わった色合いの蛾ですね。
マエグロホソバとヨツボシホソバ♀*
14/06/25

この模様の蛾では、マエグロホソバとヨツボシホソバの♀が同じ模様なので、ほとんど見分けがつきません。この両種は、翅の形なども少し違う...
蛾の鱗粉の顕微鏡写真
14/06/24

ウスイロギンモンシャチホコという蛾の翅には銀色の模様がありますが、先日、その部分の顕微鏡写真を撮りました。実は、昨日から腰痛を起こして....
ウスイロギンモンシャチホコの銀紋を調べる
14/06/22

ウスイロギンモンシャチホコというのはこんなシャチホコガ科の蛾です。
ウスグロセニジモンアツバの虹色模様*
13/08/03

ヤガ科のウスグロセニジモンアツバという名前です。「セニジモン」という名前が何を意味しているのか分からなかったので、....
虫の目で見たキチョウ
13/08/03

キチョウは紫外線を反射します。一方、昆虫は一般に赤が見えなくて、代わりに紫外が見えています。いったい、虫の目で見るとキチョウはどんな風に見えているのでしょうか。そんな疑問に答えてみようと、いたずら実験をしてみました。
ウスキツバメエダシャクの蛍光(つづき)
13/02/04

ウスキツバメエダシャクの蛍光について、もう少し実験をしてみました。今日は、翅の一部を切り取って、鱗粉を顕微鏡で見たことと、紫外の光源を変えて蛍光スペクトルを測定してみたことです。
ウスキツバメエダシャクの蛍光像
13/02/02

先日、ウスキツバメエダシャクという白い蛾が青色から緑色にかけて、蛍光を放っているという報告をしました。今日は実体顕微鏡を使って、もう少し詳しく調べてみました。
ウスキツバメエダシャクの蛍光
13/01/26

この間から紫外写真やスペクトル測定をしてきました。ためしに、蛾の標本をUV-LEDで照らしてみると、ウスキツバメエダシャクだけがやけに強く蛍光を出していることが分かりました。
キチョウとムラサキシジミの紫外撮影
13/01/20

紫外の光源として輝線ではなく連続光源があれば、紫外での分光にも使えるかなと思って、いろいろな光源を試してみました。試料は紫外線をよく反射するキチョウのオスとムラサキシジミです。
モンシロチョウ類の紫外写真
13/08/03

先日に引き続いてチョウの紫外写真を撮ってみました。今回は、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、エゾスジグロシロチョウの3種です。モンシロチョウはメスが紫外線を反射するので、
ミドリハガタヨトウ*
12/12/24

今日は北摂でも雪がちらつく寒い日でした。こんな日は何もいないだろうなと思いながらも、マンションの廊下を歩いてみました。そんな寒い中、蛾が一頭だけいました。
*は記事の中で触れているものを示しています。