「虫を調べる」ハエ目 記事一覧
オビホソヒラタアブ*
16/10/24

この花はキヅタかなと思うのですが、目立たない花の割にたくさんの虫が集まっていました。その中で、ちょっと見慣れないヒラタアブが来ていました。「ハナアブの世界」には標本写真が載っているので、比較してみると、オビホソヒラタアブ♀に似ている感じです。
シワバネキノコバエを巡って*
16/10/14

これと似た種はこれまで何度か見ていて、一度、シワバネキノコバエだと教えていただいたことがありました。でも、「日本昆虫目録第8巻」を見ても和名索引には出ていません。それで、また、ネットで検索をしてみると、・・・
外出先で見たシマハナアブの仲間
16/10/12

連休中、あちこちをぶらぶらしていて、ブログに出す材料がなくなってしまいました。それで、外出先で見た虫をちょっと調べてみました。場所は京都の西にある亀岡です。虫の撮影が目的ではなかったのでいい加減に撮ってしまったのですが、こんなシマハナアブの仲間です。
フチグロユスリカかその近縁種*
16/10/04

ユスリカがいました。しかも、触角がふさふさなので♂ですね。早速、捕獲してきました。「日本産水生昆虫」と「図説日本のユスリカ」に載っている検索表を使って検索をしてみました。ところが、結果はフチグロユスリカになってしまいました。何度か見直したのですが、・・・
キアシハリバエとルリチュウレンジ幼虫*
16/10/04

公園に着いて、ふとツツジの植え込みを見たらこんな風景が見られました。キアシハリバエがルリチュウレンジの幼虫を狙っているようです。
虫を調べる ジャワユスリカ
16/10/01

先日来、家の近くの公園でよく見かけるユスリカ♂を2匹捕まえてきて、検索表に従って調べてみました。その結果、ユスリカ亜科ユスリカ族ユスリカ属のジャワユスリカになりました。この時、顕微鏡写真も撮ったので記録として残しておこうと思います。
シママメヒラタアブ*
16/09/30

今日の最初はこのハナアブからです。マンションの庭でお花を作っておられるのですが、その花に来ていました。特徴のある腹部と複眼の上の帯状の模様が印象的です。早速、いつもの論文の絵解き検索表で調べてみました。
ユスリカの検索 フチグロユスリカ?
16/09/20

昨日の続きで近くの公園で捕まえたユスリカ♂の検索をしてみました。初めての検索で、まだまだ怪しい段階なので、そのつもりで見てください。
ユスリカを調べる
16/09/19

今日は折角の休みだったのですが、天気が悪くて外に出かけられないので、一日ユスリカの検索に費やしてしまいました。でも、苦しかった。まさに修行でした。調べたのはこのユスリカです。触角がふさふさなので♂であることが分かります。
ニトベハラボソツリアブ*
16/09/13

こんな2匹連結した姿で草むらをうろうろとしている虫がいました。ハエの仲間ですね。ちょっと拡大してみます。口のところがどうなっているのでしょう。平均棍もちゃんと見えているので、ハエ目は間違いないですね。
ニセケバエを調べてみる*
16/09/13

川の土手で咲いているヒメジョオンの花を見たときの写真です。小さな黒い虫がいっぱいついていました。次は翅の長いほうの種についてなのですが、なんせ潰れてカビまで生えているので、全貌はとても写せません。
ウシアブ♀を調べる(再)*
16/08/19

桜の木にアブが止まっていました。シメタ!♀です。両方の複眼の間が離れています。それで、あちこちから写してみました。アブはだいぶ嫌がってあっち向いたりこっち向いたりしていましたが、一番重要な前からも写せました。♀のアブについては次の文献に絵解きの検索表が載っています。
トゲナシケバエ科 Plecia membranifera♀*
16/08/14

かなり小さい気がしたのですが、たぶん、トゲナシケバエだろうと思って、いい加減に撮ってしまいました。でも、後で見ると、どうも翅脈が違うみたいです。もう少し検討してみます。
ヤドリバエ科 Trigonospila ludio?*
16/08/12

次はこのハエです。桜の木の幹に止まっていました。これも見覚えがあります。真上からも撮ってみました。このハエは以前にも調べたことがありました。その時の結果によると、ヤドリバエ科のTrigonospila属に属するハエです。
虫を調べる ホソアシナガバエ亜科
16/08/10

この間からアシナガバエを調べてみたいと思っていて、先日、2種のアシナガバエを採集したのですが、いざ検索してみるとなかなかうまくいきません。それで、だいぶ以前に採集していて、たぶん、ホソアシナガバエ亜科Condylostylus属だろうと思う種について、練習のつもりで検索をしてみました。
ハマダラカ*
16/08/04

最後はマンションの廊下です。かなり大きくて、初め見たときはハルカみたいなものを連想してしまいました。でも、「原色昆虫大図鑑III」の図版を見てみても、こんな長い口吻を持っているものはありません。だとすると、カ科。
キアシハリバエのルリチュウレンジ幼虫狩り*
16/07/22

ツツジの葉の上で動き回っているハエを見つけました。やっとじっとしてくれたので、写真が撮れました。これは見覚えがあります。以前、ヤドリバエの仲間だと教えていただいたことがありました。
ウシアブ♂*
16/07/15

最後は家の玄関先で死んでいたアブです。両方の複眼が中央で接しているので♂です。たぶん、ウシアブだと思うのですが、検索表は次の論文に載っている♀用しかありません。
虫を調べる ホソガガンボ属
16/06/22

先日来、胸背に黒くて太い3本線の入った黄色のガガンボをよく見ます。よく見ると、小盾板の後ろにある中央背板に黒い線の入っている個体と入っていない個体がいます。
虫を調べる エゾホソガガンボ
16/06/18

先日から黄色に黒い筋の入ったガガンボがよく見つかります。これはホソガガンボ属だろうということを先日のブログで書きました。今回はこのガガンボを調べてみました。対象とするのはこんなガガンボです。中胸背に黒くて太い筋が3本入っています。
スジブトヒメヒロクチバエ*
16/06/12

てっきりミバエの仲間だと思って、「原色昆虫大図鑑III」の図版を何度見ても同じ模様のハエは見つかりません。翅に模様があるのはシマバエもそうかと思って探したのですが、これもダメ。ヤドリバエにも模様のあるものがいるというので探したのですが、ダメ。さらに、ネットで探し回って、結局、ヒロクチバエ科のニセフトスジヒメヒロクチバエという名前を見つけました。
ホソガガンボ属*
16/06/11

次は6月8日に公園の行く途中の塀で撮ったものですが、3本、2本と黒い筋模様が続いているところは同じですが、一番下の1本の部分がありません。たぶん、違う種なのかなぁと思っています。実は、昨年見つけたときは「一寸のハエにも五分の大和魂・改」の掲示板の記事を見て、Nephrotoma(ホソガガンボ)属かなという見当まではつけていました。
虫を調べる キモグリバエ科
16/06/04

この間、家の近くで見つけたハエの検索をしてみたのですが、ちっともうまくいかなくてすっかり自信をなくしてしまいました。そのときは、結局、画像検索をして、ヤマギシモリノキモグリバエらしいということが分かったのですが、検索のどこがまずかったのか、もう一度復習のつもりでやってみました。
ヒゲナガヒロクチバエ*
16/05/30

たぶん、この間見たヒロクチバエ科のハエですね。ヒロクチバエ科については旧北区(日本を含む)の属への検索表が次の論文に載っていました。
ツマグロホソナガヒロクチバエ*
16/05/26

最後はこのハエですが、だいぶ悩みました。結局、ネットの画像検索で調べた結果、ヒロクチバエ科のダイズコンリュウバエと皆さんが出している種に似ている感じです。ヒロクチバエ科という割には大きな口器が写っていないので、ちょっと疑問なのですが・・・。それで例によって翅脈を調べてみました。
オドリバエHybos属*
16/05/24

一昨日の公園でのむし探検の結果ですが、この日は面白いハエがいたので、まずそれから出そうと思います。初めはまずこの強烈な写真から。オドリバエの仲間が何か小さな虫を捕まえて体液を吸っているところです。
セダカコガシラアブ*
16/04/27

昨日の続きで、家の近くの公園で見た虫です。昨日はコデマリの花に集まる虫を調べていたのですが、公園の中も歩いてみました。そうしたらツツジにこんな変なハエが止まっていました。
虫を調べる ケコヒラタアブ類?
16/04/13

先日、公園で木の幹を見回っていたらこんなアブに出会いました。またいつものヒラタアブだろうと思ったのですが、とりあえず採集しておきました。昨日、冷凍庫から取り出し検索してみると、どうもいつものヒラタアブではなさそうです。それで、今日はもう少し丁寧に検索してみました。
ムラクモハマダラミバエの翅脈*
16/03/30

こんなハエが2匹いました。上は立派な産卵管があるので♀でしょうね。とすると、下は♂の方かな。あまりに変わった姿なので、一匹捕まえてきました。例によって、ハエの科の検索をしてみました。
オドリバエの検索*
16/03/23

これはオドリバエですね。三枝豊平氏の「日本産双翅目の図解検索システム(Family Empididae)」を使って調べてみました。ポイントは、1)R4があり、R5から角度をもって分離していること、2)中室があること...
ハエの刺毛の勉強
16/03/18

今日はハエの刺毛(剛毛)の勉強です。というのも、先日、検索したイエバエ科のハエが本当にそうなのかどうか確かめるためにその種の説明を読むと、acとかdcとか訳の分からない記号がいろいろと出てきたからです。これらは刺毛の記号なのですが、これについて勉強してみようと思いました。
イエバエの同定で苦しむ
16/03/16

「廊下のむし探検」ができなくなって、家で虫を調べることの方が多くなりました。この間、イエバエ科の待望の本を借りることができました。折角、借りてきたので、一度、検索をしてみようと思って、先日、捕まえたイエバエを調べてみることにしました。しかし、これが大苦戦の始まりでした。
ハエの翅脈 その4
16/03/11

素人の私には難解だったのですが、少しずつ調べながら読んでいると、何となく分かってきた感じがします。三枝氏は7つの根拠から、ハエの翅脈に対する従来までの考え方を改めようとしています。このうち6つまではすでに書いてきたので、今回は最後の根拠「翅脈の構造」についてです。
ハエの翅脈 その3
16/03/07

三枝豊平氏のハエの翅脈に関する考え方を知りたいと思って、先日から次の原稿を読んでいます。素人の私にとってはなかなか難解で、標本の翅脈を見ながら少しずつ理解に努めています。この原稿では、ハエ目に近縁のシリアゲムシ目の翅脈と比較して、その相同性から、従来までのハエの翅脈の考え方を改めようとしています。
ハエの翅脈のつづき
16/03/06

昨日に引き続いて、三枝氏が書かれた原稿の続きです。この原稿はハエの翅脈に対して新しい解釈を与える重要な原稿なのですが、なかなか難解で、私のような素人には読んでいくのが大変です。そこで、地道に実物と対応させながら勉強していくことにしました。
ハエの翅脈の勉強
16/03/05

この間から、ハエ目の翅脈について勉強しています。今回は三枝豊平氏による次の原稿について勉強してみました。この原稿では、シリアゲムシ目ガガンボモドキ科とハエ目のガガンボダマシ科の翅脈を比較して、ハエ目の翅脈に対して新しい解釈を与えようとしています。
ハナレメイエバエの脚刺毛の勉強
16/03/03

昨日、「日本のイエバエ科」という本を借りてきたので、早速、先日行ったイエバエ科ハナレメイエバエ亜科シリボソハナレメイエバエ属の検索を見直しています。この本は基本的に英語で書かれていて、後ろに付録として日本語の検索表が載せられています。
「日本のイエバエ科」の検索表*
16/03/02

図書館に頼んでおいた篠永哲著、「日本のイエバエ科」が届いたという連絡があったので取りにいってきました。待ちに待った本がやっと手に入りました。早速、先日検索したハナレメイエバエ亜科シリボソハナレメイエバエ属の検索表をもう一度見直してみました。
虫を調べる シリボソハナレメイエバエ属?
16/02/24

対象とするのはこんなハエです。体長は5.7mm、前翅長5.0mm、中型から小型のハエです。以前、MSWiさんにイエバエ科のPygophora属かもと教えていただいたことがあります。画像検索をすると、確かにイエバエ科ハナレメイエバエ亜科で似たような写真がたくさん出てきます。でも、、自分でもちゃんと調べてみたいと思って検索をしてみました。
虫を調べる ブチマルヒゲヤチバエ
16/02/12

今回はこんなハエの名前調べです。翅に黒い筋が何本か並んでいて大変特徴的です。この写真は今年の1月12日に撮って、その日のブログに出したものです。この時は全体の形と頭部が黄色いので、フンバエかなと思いました。採集していたので、昨日、調べてみました。
シリボソハナレメイエバエ属?*
16/02/09

作ったばかりの画像リストを見ると、このハエ、以前MSWiさんからPygophora属だと教えていただいたものとよく似ています。「日本昆虫目録」に載っているPygophora属で本州にいそうなのは、シリモチとリュウキュウシリボソの2種です。だいぶ、種に近づきました。
アブの翅基部構造を調べる
16/02/05

翅脈についてはいろいろな本に載っているのですが、翅基部の構造となるとほとんどどの本にも書かれていません。それで、ちょっと手詰まりになっていました。昨日、MND(Manual of Nearctic Diptera)を見ていたら、アブの仲間のTabanus americanusの翅基部の図が出ていました。
ガガンボの翅脈の続き
16/01/31

冬の間、虫がほとんどいないので、この間からハエ目の翅脈の勉強をしています。今日は先日出したガガンボの翅脈の続きです。過去の論文や本を見ているとハエ目の翅脈の話にガガンボはよく登場します。そこで、これまでガガンボの翅脈でどの部分が問題になってきたのかをまとめてみました。
ガガンボの翅脈
16/01/28

この原稿はシリアゲムシ目のガガンボモドキ Bittacus sp. とハエ目のガガンボダマシ Trichocera sp.の相同性から、これまでハエ目で用いられてきた翅脈の呼び名が間違っていることを主張したものです。先日、シリアゲムシの翅脈の勉強をしたので、今度はハエ目のガガンボの翅脈を見ようと思って写真を撮ってみました。
ユスリカを調べる*
16/01/23

ユスリカがいました。前だったら、セスジユスリカとか何とか言っていたのですが、せっかく「図説日本のユスリカ」を買ったので、一度調べてみようかと思いました。採集する道具を持っていなかったので、家に戻って捕まえに行ったらもういなくなってしまいました。残念!
見る方向で色の変わるブユ
16/01/14

昨日、「ブユを調べる」というタイトルでアシマダラブユらしい個体の検索結果を出しました。このとき検索に用いた緒方氏の論文では「胸背には明瞭な黒色の3縦条紋がある」と書かれていて、私の見たブユとよく似ています。
ブユを調べる
16/01/13

昨年末、脚に白いまだら模様のあるブユがいました。これを採集していたのですが、私自身はヌカカを捕まえていたつもりで、後で調べるためにヌカカの勉強をしていました。採集した虫は冷凍庫の中の小さな箱に入れているのですが、蓋を開けてみてびっくり。ヌカカではなくて、ブユだったのです。
ヌカカの勉強
16/01/11

冬になるとやることがなくなるので、いろいろな虫の勉強をしてみようと思っていました。そこで、ちょっと気になっているのがヌカカの仲間です。この間からこの手のヌカカをよく見ます。
虫を調べる シマバエ科Itomyia属?
16/01/09

対象とするのはこんなハエです。昨年の1月にも捕まえて、その時にはシマバエ科だというところまで達していました。これをもう一度調べてみました。
ルリセダカショウジョウバエ*
16/01/02

そらさんから、「三枚目の写真のハエですが、ショウジョウバエ科のルリセダカショウジョウバエが怪しいと教えて頂いたことがあります。」というコメントをいただきました。
フンバエ科?*
15/12/30

こんな感じのハエがいました。何を探したらよいのかさっぱり分からないのですが、先日紹介した自分用の手作り図鑑ができているので、ざっと見て探すことができます。この図鑑の中には、ハエ目は名前のわからないものを含めて180種ほど載っているので、結構、役に立ちます。
エリユスリカ亜科*
15/12/12

ユスリカがいました。ほかに何もいないので、このユスリカをちょっとだけ調べてみました。「日本産水生昆虫」には亜科への検索表が載っていました。検索をしてみると、ユスリカ亜科ではなくて、エリユスリカ亜科になってしまいました。
タマバエを調べてみる
15/11/21

こんな個体です。体長数ミリほどの小さなハエで、どうも写真もはっきりしないのですが、以前からちょっと調べてみたいなと思っていたので、この写真をもとに調べてみることにしました。
ケヒラタアブ♀の複眼の毛
15/11/09

対象としたのはこんなハナアブです。先日、検索表を使ってケヒラタアブらしいことが分かったのですが、このときオオフタホシヒラタアブなど近縁種との違いは複眼に毛が生えているかどうかでした。でも、♀の場合、毛が短くてはっきりとは分かりません。
虫を調べる ケヒラタアブ?
15/11/07

調べたのはこんなヒラタアブです。今頃歩いていると、ホソヒメ、ホソ、クロ、ミナミヒメなどと一緒にこの種もときどき見かけます。体長は11.9mm。少し大きめのヒラタアブです。まず初めに、「札幌の昆虫」で似た種を探してみました。
虫を調べる ミナミヒメヒラタアブ
15/11/06

よく見るタイプのヒラタアブですが、少し大きめです。体長を測ってみると9.7mmになりました。左右の複眼がくっついているので♂ですね。たぶん、以前、キタヒメヒラタアブと呼ばれていて、今はミナミヒメヒラタアブと呼ばれている種だろうなと思って採集しました。
ウスキハスオビガガンボ?*
15/10/16

実は、一種なんとも分からない虫がいて、昨日からあーでもないこーでもないとさ迷っていました。今朝も調べていたのですが、とうとうギブアップです。ギブアップしたのはこんな虫です。いかにもガガンボという感じなのですが、「絵解きで調べる昆虫」、「大図鑑」いずれの検索表でも迷子になってしまいました。
虫を調べる ヤドリバエ科?
15/10/07

私は外観からてっきりシマバエではないかと思いました。シマバエ科なら属の検索もできるしと思って、採集してきました。ところで、顕微鏡で眺めているうちに、どうも変だということに気が付きました。覆弁があるのです。
黄色のヤドリバエ*
15/10/04

意外だったのはこのハエ。見た時はてっきりシマバエかと思いました。一応、採集してきたので、シマバエの属の検索表などを持って顕微鏡でのぞいていると、どうもおかしな感じです。
キイロコウカアブ*
15/10/02

今日の最初はこの大型の虫です。廊下の壁に止まっていたのですが、初めはハチかなと思って見た時にビクッとしました。でも、触角が違うのでハエ目だと分かったのですが、ちょっと怖い感じです。
ヤドリバエ科の復習*
15/10/01

この日、蛾はいっぱいいたのですが、その他の虫が少なくて思わずハエを撮っちゃいました。でも、採集するわけでもないので名前はさっぱり分からないのですが、でも、この冬、またハエの検索をするかもと思って復習のために検索表を見てみました。
ガガンボを調べる*
15/09/03

次はガガンボです。ガガンボはいつもガガンボ類としているだけだったので、これも写真でどこまで分かるか調べてみました。
アブの見どころ*
15/08/30

マンションの外壁のちょっと高いところにアブが止まっていました。両方の複眼が離れているので♀ですね。本当は網を持って採集すればよいのですが、アブは・・・。どうも躊躇してしまいます。
トゲナシケバエ Plecia membranifera*
15/08/23

今日はこのハエ目の虫からです。前脚脛節に棘がないので、トゲナシケバエ Plecia属の仲間です。しかも、左右の複眼が接しているので♂です。これは名前が分かるかもと思って、採集してきました。
ガガンボで苦戦*
15/08/14

この日は比較的大きなガガンボがいて、翅脈が綺麗に撮れたので、一度、ガガンボの科の検索をちゃんとしてみようと思ったのが苦戦の原因になりました。
ウシアブ?
15/08/11

マンションの廊下でやっと雌アブを見つけました。まだ、脚をばたばたさせていたのですが、強引にビニールの袋に入れて、そのまま冷凍庫に入れておきました。先ほど検索表で調べてみたら、どうやらウシアブらしいことが分かりました。そこで、顕微鏡写真を撮って要点をまとめてみました。
ウシアブ♂?*
15/08/07

またアブがいました。しかも♂です。検索表が使えないので、諦めていたのですが、今日はちょっとだけ調べてみました。
アカウシアブ
15/08/06

通りすがりさんから、アブにもいろいろな種類があるということを聞いて、一度アブを調べてみたいと思っていました。検索表もあるのですが、♀用しかありません。ところが、マンションの廊下で探してみると、いつも♂ばかり。ずっと残念に思っていました。
これがデガシラバエ?*
15/07/20

天井に止まっていたので、望遠で撮ってみました。その分、あまりはっきりしません。翅にこんな模様があるので、まず、ミバエを疑いました。翅脈も一部見えるので、調べてみると何となくミバエのように見えます。
クチナガハリバエの寄生*
15/07/06

今日の最初はこんなハエからです。写した時は普通のハエだなと思って気楽に写しました。でも、後で写真を見てびっくり。こんなに長い口吻を持っています。
トゲナガアシブトケバエ?*
15/06/02

全体に真っ黒なケバエです。複眼が小さいので♀ですね。さらに、前脚の脛節末端に2本の刺が見えます。従って、Bibio属です。そこで、いつものHardy and Takahashi (1960) (HT)を使って検索してみました。
クロトゲナシケバエ♀?*
15/05/16

今日の最初はこのケバエです。前脚脛節末端に1対の棘がないので、トゲナシケバエですね。いつものHardy and Takahashi (1960)を使って調べてみました。まず、属の検索をしてみると、簡単にPlecia属になりました。
Plecia membranifera♀?*
15/05/10

前脚脛節末端に棘がないので、トゲナシケバエ科ですね。一応、採集してきました。体長は5mm程度。調べてみると、やはりトゲナシケバエ科Plecia属でした。
マガリケムシヒキ?*
15/04/25

ムシヒキがまたいました。先日、通りすがりさんから、「交尾器が見えている」と教えてもらったところでした。ちょうどその♂が2匹いました。
虫を調べる キスネアシブトケバエ♂
15/04/21

ケバエ科のキスネアシブトケバエは今頃、マンションの廊下にいっぱいいます。この♀については、以前、検索をしてみたことがありました。♂についてはまだ書いてなかったのでここに載せておきます。
ツヤハラオドリバエ(Anacrostichus)亜属未記載種?
15/04/13

最近、オドリバエは見たらすぐに分かるようになってきました。きっと、触角や頭の形からなのでしょうね。さらに、写真に矢印を入れた脈があると、オドリバエ(Empis)属かなと思うようになりました。ちょっとした進歩ですね。
キアシセスジオドリバエ?の腹端*
15/04/02

オドリバエ科の♂がいないかなと探していたら、やっと見つかりました。この写真でもR4脈があることがちらっと見えますので、たぶんEmpis属かなと狙いをつけて採集してきました。
ヤスデヤドリバエ科?*
15/03/22

何でもないハエのように見えますが、何匹かいたので、1匹だけ採集してきました。「絵解きで調べる昆虫」の検索表で調べてみると、ヤチバエ科になりました。確認のために、「原色昆虫大図鑑III」の検索表でも調べてみると、最終的にヤチバエ科とヤスデヤドリバエ科のどちらかになりました。
ニセアシブトケバエ*
15/03/19

この写真は同じ種で共にケバエ科です。しかも目が大きいので♂の方です。ケバエについてはHardy and Takahashi (1960) に日本産の種が詳しく出ているので助かります。
ユスリカの翅脈*
15/03/15

一番上は触角がふさふさなので♂ですね。後の2つは♀のようです。上の♂はやや大きかったので、採集してきました。体長は4.8mm。そこそこの大きさです。でも、毒ビンに入れていたら翅がくちゃくちゃになってしまって、どうにも伸びません。
虫を調べる タマバエ科
15/03/11

今日は寒かったですね。とても外へ出る元気はなくて、先日から宿題になっていたタマバエ科の顕微鏡写真を撮ってみました。なんせ小さくて、か弱いので扱うのが大変。
カバエ科sp*
15/03/08

先日、見つけたカバエ科がまたいました。これも前回は詳しく調べたのですが、結論的には、もともとマダラカバエと呼ばれていた種が、基準標本を見なおした結果、マダラカバエとしていたのは別の種類だと分かったため、これまでの種類に対しては突然名前がなくなったという話でした。
虫を調べる ノミバエの1種
15/03/05

2月24日の記事に、ノミバエにしてはやや大きめのハエを見つけたと書きました。いままでのノミバエとは少し違うようです。そこで、今回詳しく調べてみました。
虫を調べる マダラカバエ??
15/03/02

今回もまた、先日捕まえてきたハエを調べてみました。これだけハエばかり続くと見られる方は嫌になるかもしれませんね。今日は翅にこんな模様のあるハエです。天井に止まっていたので、捕虫網で捕まえてきました。
ニセケバエの頭部*
15/02/26

ニセケバエというのはこんなハエです。体長3.5mmほどの小さいハエですが、もっと小さなハエばかり調べていた私にとっては中型のハエになります。対物鏡20倍を使うので、部分しか写りませんが、ともかく写してみました。
虫を調べる ショウジョウバエ科?
15/02/23

2月17日のブログに出したハエを詳しく調べてみました。また、ハエかと思われるでしょうね。でも、地道に調べていくとそのうちハエも分かるようになるのではと思って、勉強のために出しておきます。実はこのハエ、科を調べるのに大変苦労しました。その結果がよく知られたショウジョウバエだったとは・・・。
ミギワバエ科?*
15/02/22

次はこのハエです。体長はわずか1.5mmしかありません。一応、採集してきました。実体顕微鏡で撮った写真です。これをもとに、簡単に検索してみたのですが、ミギワバエ科になりました。全く自信はないのですが・・・。
虫を調べる キモグリバエ科
15/02/19

最近、ハエの科の検索が少しできるようになって喜んでいたのですが、先日、タマバエ科が分からなくてがっかりしてしまいました。やはり、もう少し地道に科を一つ一つ調べていかないといけないなと思って、今日は家の周りにたくさんいるキモグリバエ科について調べてみました。
タマバエ科の検索*
15/02/18

このハエ、一応、採集してきました。翅脈は単純ですが、複眼が頭を覆うように左右と真上についています。その間はつながっているのかどうか分かりませんが、三つ目ですね。これは何とかなるかなと思ったのですが、検索がさっぱりうまくいきません。
虫を調べる クモガタガガンボ
15/02/08

先日、マンションの廊下で小さなクモガタガガンボを見つけました。見つけたクモガタガガンボというのはこんな虫です。
オドリバエ科ホソオドリバエ属(Rhamphomyia)*
15/02/06

今日は寒かったせいもあって、廊下を歩いていてもほとんど虫の姿を見かけません。こうなると、一人廊下を歩くのは実に寂しいものです。でも、しばらく歩いていて、やっと昨日も見たハエを見つけました。
クモガタガガンボを見つける*
15/02/04

今日は気温は低かったのですが、何となく外は明るくて、ちょっと虫がいそうな感じがしました。それで、午前と午後の2回も廊下を歩いてみました。予想通り、今日は変わった虫がいろいろ見られました。
虫を調べる ハナバエ科
15/02/02

この間からハエをいろいろと調べてきたのですが、ついでだからいろいろな科のハエの写真を撮っておこうと思って、捕まえたら顕微鏡で撮影しています。今日は一昨日捕まえたハナバエ科らしいハエについてです。
虫を調べる ノミバエ科2種
15/01/29

この間から見ていたノミバエの顕微鏡写真を何枚か撮ったので、ここでまとめて載せておきます。ノミバエの幼虫は植物の腐ったものや動物の屍体などに発生します。
虫を調べる トゲハネバエ科
15/01/27

最近は虫がいないので、ハエばかり調べています。今回、調べたのはこんなハエです。一見何の変哲もないようなハエなのですが、実は、科としては初めてみたハエでした。
ガガンボの翅脈比較*
15/01/23

次はガガンボ2種です。翅脈を見るために並べてみます。いずれも中胸背にV字型の溝があるのでガガンボの仲間であることは間違いないです。後は翅脈からだいたい分かります。
ノミバエ科の脚の拡大*
15/01/23

今日はこの小さなハエからです。体長はわずか2mm、前翅長も2mmです。でも、家に戻ってからこの写真を見た途端、何となくノミバエという名前が浮かんできました。
虫を調べる シマバエ科Homoneura属
15/01/20

今日は、先日、シマバエ科のHomoneura mayrhoferiかもしれないなと思ったハエを調べてみました。いつもは科まで調べるのですが、今回は種まで行くので少し長くなります。
ヌカカ科の触角*
15/01/19

ちょっと見では白い点があるのでナガカメムシの仲間かなと思ったのですが、よく見るとハエ目の仲間でした。体長は約2,8mm。
ノミバエ科を調べる*
15/01/14

この間からたびたび見ているのですが、あまりに小さいので、名前はおろか科も分かりませんでした。昨日はこれも採集してきました。小さい小さいハエです。体長は2mmしかありません。
シモフリシマバエ*
15/01/14

この日目立ったのはこのハエでした。写したときはミバエかなと思ったのですが、いろいろと図鑑を見ても載っていません。そういえば翅脈がミバエと少し違うなと思っていたら・・・
ハエの有弁翅類の特徴
15/01/13

ハエの翅基部に膜状の覆弁があるものを有弁翅類と呼んでいます。これまでハエの検索をいくつか試みたのですが、フンバエらしき個体のところでいつもつまづいてしまうので、昨日は覆弁について少し勉強してみました。
ハエの覆弁を調べる
15/01/12

この間からハエの検索を試みているのですが、最近、有弁翅類と無弁翅類に大きく分かれる部分が分からなくなってしまいました。それで今日はちょっと勉強です。
虫を調べる フンコバエ科
15/01/08

また、小さなハエを調べてみました。あまり興味のある人はいないとは思いますが、自分の記録のためだと思って出しておきます。今回はフンコバエ科という科に属するハエです。
虫を調べる シマバエ科Steganopsis属2
14/12/31

先日のシマバエ科Steganopsis属に引き続いて、先日見られたもう1種の方も写真を撮ってみました。
虫を調べる シマバエ科のSteganopsis属
15/01/04

また、ハエかと思われるでしょうね。私もいろいろと調べてみたいのですが、とにかくハエぐらいしかいなくて・・・。先日、カスミカメムシのように翅を折って止まるハエを見つけました。
虫を調べる ヒゲナガヤチバエ?
14/12/31

上から見た時は頭が銀色に光っていて、触角がやけに長いなと思ったほかはそれほど奇異な感じがしなかったのですが、顕微鏡で観てみるとやはり変わった形のハエでした。
虫を調べる モモブトハシリバエ?
14/12/28

まず、対象としたハエはこんな虫です。体長はわずか3.9mmしかないのですが、それでも拡大してみるといろいろと面白い構造を持っていました。横から見た姿を載せます。
オドリバエ科モモブトハシリバエ属を調べる*
14/12/27

小さいハエで、初めはケバエかと思ったのですが、ちょっと違いました。採集してから体長を測ってみると、3.9mmでした。早速、「絵解きで調べる昆虫」(文教出版、2013)の双翅目の検索表で調べてみました。
ハナアブの翅脈比べ
14/11/26

昨日、マンションの「廊下のむし探検」で見つけたハナアブを検索表で調べていたら、北海道だけに生息するラップホシヒラタアブに到達して悩んでいたところ、通りすがりさんから、全国的にいるコマバムツホシヒラタアブだと教えてもらいました。
ハナアブで悩んでいます*
14/12/19

昨日、廊下にこんなハナアブが止まっていました。寒いのか壁に止まってじっとしています。腹部の模様がちょっと変わっていたので、早速、捕まえてきました。体長13.5mm。かなり大きなハナアブです。
虫を調べる キアシフンバエ
14/12/16

ちょっと変わった感じのハエなので採集してきました。「原色昆虫大図鑑III」の科の検索表を使って調べてみると、フンバエ科にたどり着きました。
ハナバエ科の翅脈*
14/11/26

今日の最初はこのハエです。翅脈を見てイエバエ科かなと思ったのですが、一応採集してきました。調べてみると、イエバエ科とはちょっと違っていました。
ニクバエを調べる
14/12/07

先日来、マンションの廊下で採集したハエが10匹ほどにもなって、小さな毒瓶にいっぱいなっています。ハエは顕微鏡で見たときに、体に剛毛がいっぱい生えているので、どうにも気持ち悪くて観察が進みませんでした。
ユスリカ亜科の検索*
14/11/26

こちらはセスジユスリカかなと思っている個体です。ユスリカについては、属までの詳しい検索表が「日本産水生昆虫」に載っています。今回は採集していなかったので、写真だけから亜科までの検索をやってみました。
イエバエ科の観察*
14/11/26

今日の最初はこのハエです。これまでのヤドリバエ科、クロバエ科と比較すると、明らかに翅脈が異なります。「原色昆虫大図鑑III」の検索表を用いて検索するとイエバエ科にたどり着きました。
クロバネキノコバエの眼橋を写してみた
14/11/19

マンションの廊下を歩いていると、小さなハエがいることによく気が付きます。拡大するとこんな感じの虫ですが、普段は小さいのであまり気にしていませんでした。
ウスイロアシブトケバエ?を調べる
14/11/18

この数日、急に増えてきたケバエがいます。今回はそのケバエを調べてみました。そのケバエというのはこんな虫です。
ヒメセアカケバエを調べる
14/09/30

この間から、勉強のためにいろいろな虫を調べているのですが、今回はヒメセアカケバエというケバエ科についてです。
アメリカミズアブを調べる
14/09/16

いつの間にか家の中にアメリカミズアブが入ってきていました。早速、捕まえて調べてみました。アメリカミズアブはもともと北・中米に産するミズアブで...
トゲナシケバエを調べる
14/08/27

最近、マンションの廊下では、次の写真のような小型のケバエが時々見られます。不思議とオスだけなのですが、先日、捕獲して調べてみました。
オドリバエ科のハエを調べる
14/05/06

昨日のケバエ科に引き続いて、5/2に見たオドリバエ科のハエを実体顕微鏡で調べ、検索表を用いて属の検索を試みました。ハエは種類も多く、構造も複雑で.......
ケバエ科Plecia属のハエを調べる
14/05/05

先日から、マンションの廊下で見かける、ケバエ科のハエを実体顕微鏡で調べてみました。さらに、検索表を使って、なんとか種まで辿り着ければよいなと思ってやってみました。
ハグロケバエ♂を調べる
14/04/30

先日、ケバエ科3種の検索を行いました。今日はマンションの廊下に大型のケバエ科であるハグロケバエが2匹いました。早速、捕まえてきて....
ケバエ科の検索をやってみた
14/04/29

この間からケバエ科の虫がマンションの廊下にたくさん集まってきていました。一度、名前を調べてみようと思って、いくつか採集してきました。
オドリバエの検索と深度合成写真
14/04/07

昨日、ハエ目の昆虫♂と♀がマンションの廊下にいたことを報告しました。このとき、♀の脚には黒い毛のようなものがいっぱい生えていました。ちょっと変わっていたので.....
キンバエの同定
14/02/20

先日、キンバエの標本をもとにして、ハエ目の科の検索をしてみました。今回はさらに進めて、種の同定もやってみました。
ハエの検索に挑戦
14/02/17

この間から、ハエ目の検索を手がけていたのですが、標本箱を見ると、ずっと昔に作ったキンバエの標本が入れてありました。以前、蛾の収集を始めた時に、手当たりしだいに.....
ガガンボ類の検索
14/02/04

以前から、ハエやカの名前が分かるといいなと思っていました。先日、「絵解きで調べる昆虫」という本を手に入れたので、検索表のもっとも初めに出てくるガガンボ類について調べてみようと思いました。
クロホソスジハマダラミバエを調べる*
14/01/26

廊下で一匹のハエがじっとしていました。どうやら死んでいるようです。翅に変わった模様があり、最近、ハエ目に興味があるので、チャック付きのポリ袋に入れて持って帰りました。
ハエ目検索表の構造
14/01/25

昆虫の種類を調べるときには、検索表を使います。この検索表、私のような素人には、とにかく使いにくいものです。順番に特徴を調べていっても....
虫がいないのでハエ目の翅脈調べ
14/01/21

冬本番ですね。今日、外はみぞれが降っていました。こんな天気なのですが、一応、廊下も歩いてみました。で、期待どおり、ほとんど虫の姿は見かけませんでした。
ハエ目の同定に挑戦
14/01/19

今日は朝から雪模様、仕方なく、家でグズグズしていたのですが、先日、「廊下のむし探検」第203弾でハエ目の写真を撮ったのを思い出し、その科を調べてみようと思い立ちました。
天井灯カバーの中のコバエ
14/01/10

先日、エアコンが故障して、夜、修理に来てもらいました。ベランダの窓を開けて大変な作業をしていただき、お陰でその夜には無事動くようになりました。寒い夜だったのですが、窓を開けた時にコバエが入り込んだようです。
*は記事の中で触れているものを示しています。