「虫を調べる」チャタテムシ目 記事一覧
Trichadenotecnum incognitum?*
18/04/19

変わった形をしていますが、これはチャタテムシの仲間です。こんな複雑な模様を持つのはチャタテ科のTrichadenotecnum属です。これについては次の論文に詳しく載っています。
虫を調べる マドチャタテ科(続き)
17/11/28

爪の先端近くに歯があるので、マドチャタテ科であることが分かりました。今回はその先の種の検索なのですが、結論から先に言うとギブアップになりました。でも、とりあえず、ここまで調べてきたことをまとめてみようと思って書いてみました。
虫を調べる マドチャタテ科
17/11/25

先日、マンションの廊下で小さなチャタテムシを見つけました。大きさは3mmほどのこんな小さな虫です。ぱっと見で縁紋が四角いのでウスイロチャタテ科かなと思ったのですが、検索してみると、意外や意外、マドチャタテ科になりました。
オオスジチャタテの検索(再)*
17/11/21

チャタテがいました。過去の写真を調べてみると、ずいぶん昔に見たチャタテと似ています。その時はチャタテ科のオオスジチャタテとしたのですが、合っているかなと思って少しだけ検索を試みました。
ホソチャタテ科Stenopsocus属*
17/08/03

次はこのチャタテです。実は、名前調べに一番時間がかかったのがこれでした。まず、翅脈を見てみます。前縁付近のR脈から縁紋の後縁に沿って色の濃い線が走っています。
ヨツモンホソチャタテ*
17/04/26

次はこのチャタテムシです。廊下の手すりに縁に止まっていてすぐに向こう側に隠れてしまったので、こんな写真しかありません。雰囲気的には以前見たヨツモンホソチャタテみたいですが、ちょっと斑紋が違っていたので、もう一度調べてみようかなと思って、翅脈から調べてみました。
ケチャタテ科?の各部の名称
17/01/03

昨日、科の検索をしてケチャタテ科になり、その後の種の検索でもやもやで終わってしまったチャタテムシがいるのですが、折角だから、各部の名称を付けてみようと思って写真をちょっと撮り加えてみました。今回撮ったチャタテムシはこんな虫です。前翅長3mmなので、かなり小さいです。一応、検索でケチャタテ科になったのですが、だいぶ、怪しいです。ついでだから、各部の写真を撮って名前を付けてみました。
チャタテムシは難しい*
17/01/02

昨年の12月29日に見た虫の整理が残っていました。正月だし、時間もあるのでちょっと調べてみたのが失敗で、今日、一日かかってしまい、挙句の果てに迷宮入りです。今頃になると小さなチャタテムシをよく見つけます。これもそのうちの一つなのですが、今日、調べたのはこの虫です。
イダテンチャタテ脱皮直後*
16/11/12

最近は公園に着くと、まず、桜の木の幹でイダテンチャタテを見ることにしています。ひょっとして脱皮しているところが見れるのではないかという期待からです。この日も探していたら、ちょっと変わった形の虫がいました。拡大してみると、羽化直後でまだ翅が伸びきっていないイダテンチャタテです。
チャタテ科Anomaloblaste属*
16/10/27

草が刈られ、植え込みも刈られ、およそ虫もいなくなったので、木の幹ばかりを探していたら、こんなチャタテムシを見つけました。たぶん、今まで見たことのない種だと思います。
クロミャクチャタテの群れ*
16/09/25

キンモクセイ(?)にこんな気持ち悪いものが付いていました。初め、アリの集団かなと思ったのですが、よく見ると触角がやけに長いです。ちょっと枝を触ると恐ろしい勢いで移動を始めました。
Psocus bipunctatus?*
16/07/07

シラカシの幹にこんなチャタテがいました。チャタテにしては大きめの部類に入ると思います。眼が小さいので、♀かな。横からも撮ってみました。この写真から翅脈を調べることができます。
チャタテの翅の斑紋*
16/04/14

この論文では日本産Trichadenotecnum属22種を5つの種グループに分けて分類したという内容で、検索表も載っていました。採集できたらよかったのに・・・。この論文の中には、この複雑な翅の模様をいくつかの部分に分けて論じている部分があって、面白いなと思いました。私もこの写真で同じことをしてみました。
チャタテムシの分類と構造*
16/01/21

最近は自分用の図鑑づくりに時間を潰しています。いまは、チャタテムシをまとめているところです。今日はこんなページを作ってみました。
虫を調べる ブリッグスウスイロチャタテ
16/01/15

昨年末ごろ、マンションの廊下を小さなチャタテがウロウロしていたので、これまでも何度も撮影してきました。こんなチャタテです。以前、MSWiさんからウスイロチャタテ科のEctopsocus briggsiに似ていると教えていただいたのですが、1匹だけ捕獲して冷凍庫の中にそのままになっていました。
虫を調べる ウスイロチャタテ科(失敗の巻)
15/00/00

対象とするのはこのチャタテです。大きさは1mmちょっとしかありません。こんなに小さくて検索なんてできるかなと思っていたのですが、今日、思い直してやってみました。
虫を調べる ケブカチャタテ科?
15/12/21

こんなチャタテです。今回は採集してきたので、頑張って検索をしてみました。採集した個体は冷凍庫に入れておいたのですが、露がつかないように温めてから蓋を開くとまったく濡れないので調子良かったです。観察が終わったら小さな密閉容器に入れて、また、冷凍庫にしまっています。
ウスイロチャタテ科*
15/12/22

まずはこの小さな虫からです。これはチャタテムシの仲間ですが、先日、MSWiさんから、Ectopsocus属に似ているというヒントをいただきました。吉澤和徳氏のチェックリストによれば、ウスイロチャタテ科にはEctopsocus属7種とEctopsocopsis属1種が登録されています。
スジチャタテで悩む
15/06/18

マンションの廊下に、この間から模様のはっきりしたチャタテムシが出てきています。翅の模様からおそらくスジチャタテ Psococerastis tokyoensis (Elderlein, 1906)だろうと思っているのですが、一度、ちゃんと検索をして確かめてみようと思ったのが悩みの始まりでした。
虫を調べる リンゴチャタテ?
15/06/09

5月末に採集したチャタテムシがそのままになっていたので、今日は顕微鏡写真を撮ってみました。先日、同定してみた結果はリンゴチャタテ Psococerastis mali になったのですが、一応、記録のためにそのときの検索の過程をまとめておきます。
リンゴチャタテ?*
15/05/31

こんな変わった虫です。そう、チャタテムシですね。広辞苑を見ると、障子などに止まって大顎で紙を掻くことがあり、その微音が茶を立てる音に似るので名づけられたと書いてありました。
ウロコチャタテ?を調べる
14/06/11

チャタテムシという虫は聞きなれない名前ですが、広辞苑によると、茶立虫あるいは茶柱虫と書き、障子などに止まって大顎で紙を掻く微音が茶を立てる音に...
虫を調べる イダテンチャタテの翅脈
14/01/15

この間、近くの公園でイダテンチャタテという変わった虫を見つけたという報告をしました。
虫を調べる イダテンチャタテ
14/01/12

「廊下のむし」というわけではないのですが、面白い虫を見つけたので紹介します。昨日、近くの公園へフユシャクの♀を探しにいった時、木の幹を動き回る小さな虫を見つけました。
*は記事の中で触れているものを示しています。