「虫を調べる」オドリバエ科 記事一覧
Hybos属*
17/05/23

はこのオドリバエ。昨年、5月終わりごろに公園で数多く見られました。今年も見られそうです。その時はHybos属だとしたのですが、復習のためにもう一度この写真で検索をしてみました。オドリバエ科の属への検索は三枝豊平氏の科研費の報告書に載っているオドリバエ科の図解検索システムを用いて調べることができます。
虫を調べる オドリバエ科ホソオドリバエ属
17/05/12

この間から、私のマンションに変わった感じの虫を見かけるようになりました。こんな虫で、オドリバエの仲間です。♀ばかり見ていたので、何とか♂がいないかなと思って探していたらやっと♂を見つけました。それで、早速、捕まえて検索をしてみることにしました。
Rhamphomyia属の亜属*
17/05/05

こちらは♂ですね。それで適当に2匹捕まえて今日は検索してみようと思っていました。Rhamphomyia属の検索の問題点は亜属の検索表がないことです。形質が均一でない亜属があるため、検索表ができないようです。それで、一つ一つ形質を調べていかなければならないのですが、「新訂 原色昆虫大図鑑III」にはかなり詳しく亜属の特徴が載っています。
ケズネイミャクオドリバエ♀?*
17/04/28

今日はまずこのハエからです。雰囲気的にオドリバエだなと思って何気なく撮ったのですが、後で写真を見ると、中室辺りの翅脈が異様です。ちょっと翅脈に名前を付けてみました。
オドリバエ科Hilara属?*
16/12/30

これはこの間もいたハエです。翅脈からオドリバエではないかと思ったのですが、よく見ると、翅脈が結構変わっています。そこで、翅脈に名前を付けてみました。
オドリバエHybos属*
16/05/24

一昨日の公園でのむし探検の結果ですが、この日は面白いハエがいたので、まずそれから出そうと思います。初めはまずこの強烈な写真から。オドリバエの仲間が何か小さな虫を捕まえて体液を吸っているところです。
オドリバエの検索*
16/03/23

これはオドリバエですね。三枝豊平氏の「日本産双翅目の図解検索システム(Family Empididae)」を使って調べてみました。ポイントは、1)R4があり、R5から角度をもって分離していること、2)中室があること...
ツヤハラオドリバエ(Anacrostichus)亜属未記載種?*
15/04/13

最近、オドリバエは見たらすぐに分かるようになってきました。きっと、触角や頭の形からなのでしょうね。さらに、写真に矢印を入れた脈があると、オドリバエ(Empis)属かなと思うようになりました。ちょっとした進歩ですね。
キアシセスジオドリバエ?の腹端*
15/04/02

オドリバエ科の♂がいないかなと探していたら、やっと見つかりました。この写真でもR4脈があることがちらっと見えますので、たぶんEmpis属かなと狙いをつけて採集してきました。
オドリバエ科ホソオドリバエ属(Rhamphomyia)*
15/02/06

今日は寒かったせいもあって、廊下を歩いていてもほとんど虫の姿を見かけません。こうなると、一人廊下を歩くのは実に寂しいものです。でも、しばらく歩いていて、やっと昨日も見たハエを見つけました。
虫を調べる モモブトハシリバエ?
14/12/28

まず、対象としたハエはこんな虫です。体長はわずか3.9mmしかないのですが、それでも拡大してみるといろいろと面白い構造を持っていました。横から見た姿を載せます。
オドリバエ科モモブトハシリバエ属を調べる*
14/12/27

小さいハエで、初めはケバエかと思ったのですが、ちょっと違いました。採集してから体長を測ってみると、3.9mmでした。早速、「絵解きで調べる昆虫」(文教出版、2013)の双翅目の検索表で調べてみました。
オドリバエ科のハエを調べる
14/05/06

昨日のケバエ科に引き続いて、5/2に見たオドリバエ科のハエを実体顕微鏡で調べ、検索表を用いて属の検索を試みました。ハエは種類も多く、構造も複雑で.......
オドリバエの検索と深度合成写真
14/04/07

昨日、ハエ目の昆虫♂と♀がマンションの廊下にいたことを報告しました。このとき、♀の脚には黒い毛のようなものがいっぱい生えていました。ちょっと変わっていたので.....
*は記事の中で触れているものを示しています。